2008年06月12日
マネジメントって?
先日、ある企業さんの管理者研修の冒頭に尋ねてみたんです。
マネジメントって何だと思います?
っなんて質問をすると返ってくる答えが「管理です!」って言うのがほぼ8割。
「じゃー何を管理するんですか?」と尋ねると、「うっー???」
答えが返ってきません。
これが現状なんですね。
そこで、皆さんの会社では、どんな方を管理者にしていますか?
プレイヤーとして好成績を残してきた方を管理者に抜擢していませんか?
名プレイヤー、名コーチ・名監督にあらず!です。
プレイヤーとして必要なテクニカルスキル・ヒューマンスキルと管理者のそれとは
大きく異なります。にもかかわらず、プレーヤーとしてのスキルをそのまま
マネジメントスキルと勘違いをしてしまっている管理者、会社が余りにも
多いのが実態です。
ずいぶんと昔から、製造業などは「プロダクトアウト発想からマーケットイン発想へ」
なんてことが言われてきました。
マネジメントも全く同じです。
「俺のやり方はこうだ!」「こうしてうまくいったからこうしろ!」
これでは、プロダクトアウト発想と一緒です。
では、マーケットイン発想でマネジメントを考えるとどうなるか。
○○君のモチベーションは、「会社の社会性や社会貢献における共鳴感」
ということが把握できれば、
「このプロジェクトが成功すれば、ポジションも上がるし給料もアップするだろうから
頑張れよ!」なんて言葉はかけないでしょう。むしろこれではモチベーションダウンですね。
つまり、○○君はこんなモチベーションリソースを持っていて、こんなコミュニケーション特性を
持っているから、このような言葉でこのように接して導こう・・・
同じ指示をするのでも、部下の特性に応じたやり方を管理者は考えないといけないということです。
これが、マネジメントのマーケットイン発想です。
昨今、こういった視点で、管理者の意識変革と部下の特性を科学的に把握をする
企業内研修がとても増えています。
日頃、営業戦略の指導が多いのですが、行き着くところ、ここまでしてはじめて戦略が
活きてくる様に思います。
管理者は、上司、部下、社内関係部署、取引先との結束点であり、
限られた経営資源をもとに、一定期間内に定められた成果を作り出すことが
管理者の役割であり、そのための行為がマネジメントなのです。
これがマネジメントの本質だと思うのですが。
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